「あ」から始まることわざ３

◆『秋の空は七度半変わる』・・・秋の空の変わりやすいことから心変わりやすいこと。

◆『秋の日はつるべ落とし』・・・秋になると日暮が速くなること。

◆『明き家で声からす』・・・いくら努力しても人に認められないこと。

◆『諦めは心の養生』・・・いたずらに過去の失敗をくよくよ想い患うことは健康によくない。

◆『呆れが礼にくる』・・・あきれかえったことを誇張していったこと。

◆『商人に系図なし』・・・商人は努力や実力で成功し、家柄や格式は必要ないこと。

◆『商人の空値』・・・商人は相手を見てかけひきで値段をつけるので本当の値はわからない。

◆『商人は矢の下くぐれ』・・・商人は時には思い切って冒険をおかさなくては大きい利益は上げられない。

◆『悪縁ちぎり深し』・・・よくない縁、くされ縁はなかなか断ち切れないもの。

◆『悪貨は良貨を駆逐する』・・・通貨の良質なものはみんなが一旦手に入れると離さないので、支払いには悪質なものだけをつかう。